【11月のコメント】
修 飾 の 順 序
皆さんは、学校で、文書を作るときの技術を教えてもらったことはないと思います。それは、先生も知らないからです。
私は、昔から本田勝一さんという人が書いた「日本語の作文技術」という本を参考にして、文章を書いています。
例えば、「自動車が走る」という動詞について考えると、
速く走る。
ライトを消して走る。
止まらずに走る。
ことを書きたい場合には、
①ライトを消して速く止まらずに走る。
②ライトを消して止まらずに速く走る。
③止まらずにライトを消して速く走る。
という語順が考えられます。
①では、「速く止まらずに、つまりゆっくりなら止まってもよい」という意味にとられる可能性があります。
③では、「止まってライトを消すのではない」という意味にとられる可能性があります。
なので、一番誤解が少ないのは②の語順になります。
これは、文章を作る上では、大変重要な原則なので、保護者の皆さんもぜひ覚えておいて下さい。
その原則とは、
長い修飾語は前に、短い修飾語は後に
です。